雨の日が続いたり、寒い冬の日は部屋干しをする機会が増えますよね。花粉症の方は天気が良くても部屋干しせざるを得ないことも…。
我が家は日当たりが悪い所にあるので、基本的に外には干さず部屋干しをしています。
部屋干しをしていると気になるのが、洗濯物を早く乾かすために使える扇風機とサーキュレーターで、どちらのほうが早く乾かすことができるのか、ということ。
これは、サーキュレーターのほうが早く乾きます。
また、最近値上がりが続く電気代の差についても気になるところですよね。
年中室内干しをしている筆者が扇風機とサーキュレーターの違いについて調べてみましたので、どちらを使うか悩んでいる方はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
部屋干しは扇風機とサーキュレーターどっちが乾くか
サーキュレーターのほうが早く乾きます。
なぜなら、サーキュレーターの強く直線的な風が水分を飛ばすのに適しているからです。
扇風機は人が冷をとるために作られているものですので、元々の使用目的とは違ってきます。扇風機を使っても乾かすことは可能ですが、空気の流れを生み出すことが専門のサーキュレーターと比較すると負けてしまいます。
サーキュレーターと扇風機はどんな違いがあるか【洗濯物が乾くのに差が出るか】
サーキュレーターは部屋に空気を循環させる役割を持っており、扇風機と比べると風を遠くへ真っすぐに飛ばすことができます。
扇風機はサーキュレーターに比べて風の力が弱く遠くまでは届きにくいですが、首振りの機能で洗濯物に効率よく風を当てることができたり、タイマー設定をして好きな時間だけ使用することができます。
サーキュレーターで洗濯物が乾かないケース
まず、どのような状態の時に洗濯物が乾きにくいのかご紹介します。
2.部屋の湿度が高い
3.部屋の気温が低い
この3つの条件が洗濯物を乾きにくくします。
たしかにジメジメした場所では乾きにくいことが想像できますよね。
では、サーキュレーターを使うとどう改善されるでしょうか?
2.湿度を下げることができる
湿度を下げるために少し窓を開ける必要はありますが、サーキュレーターを動かすだけで2つの条件が改善されます。
ですが、サーキュレーターを使っても洗濯物が乾かないケースがあります。それは、洗濯物の間隔の狭さです。
大量の洗濯物を密集させて干してしまうと空気の流れを作り出すことが難しくなり、湿度を下げることも出来なくなってしまいます。
サーキュレーターを使って洗濯物を乾かしたいときは洗濯物をこまめに行うなどして量をなるべく減らし、最低でもこぶし1個分の間隔を開けて干すようにしましょう。
サーキュレーターで洗濯物を乾かすとき臭いをつけないコツ
部屋干しをすると気になる「臭い」
これにはいくつかの原因があります。特に一番の原因として挙げられるのが雑菌です。
洗濯物が乾くまでに時間がかかってしまうことにより、雑菌が発生・繁殖し洗濯物が臭くなってしまうのです。
サーキュレーターを使って臭いをつけないようにするには3つのコツがあります。
1.洗濯物の量を減らす
ひとつ前のところでもお伝えしましたが、洗濯物の量が増えると乾くまでに時間がかかります。一度の洗濯物の量を減らし、効率的にサーキュレーターの風があたるようにしましょう。
2.洗濯物どうしの間隔を開ける
こちらもひとつ前でお伝えしたように、間隔が狭いと空気の通りが悪くなり、洗濯物を乾きにくくする原因となります。
3.乾きにくい部分を風にあたるようにする
厚手のパーカーやズボンなどで、フードの裏やポケット、ウエストのゴム部分が乾いていないことって時々ありますよね。
この乾きにくい部分に風を当てるように工夫して干すと臭いが出づらくなります。
ズボンなどはピンチハンガーを使って逆さまに干すようにしたり、厚手のパーカーもフード部分を上手に吊るすなどして、乾きやすい状態を作るようにしましょう。
部屋干しでサーキュレーターを使うときにかかる電気代
モーターや機種によって消費電力に差が出てきます。
2つのモータータイプがありますのでまずはそちらから説明していきますね。
1.DCモーター
こちらは風量調節が多く音が静か。消費電力が少ない特徴があります。機能面や消費電力を重視するとこちらのDCモーターがおすすめです。ですが、価格が高いのがデメリットとなります。
2.ACモーター
こちらは消費電力が大きいですが、価格が安いのが特徴です。
1日あたり8時間、30日間使った時の電気代のおおよそがこちら。
・DCモーター 20W 144円
・ACモーター 30W 216円
電気代の違いのみを比較するとDCモーターのサーキュレーターがおすすめです。しかし、本体代金に大きな差が出てくる場合もありますので使用頻度などと合わせてどちらが自分に合っているのかを検討してみてください。
まとめ
扇風機とサーキュレーターを比較してみましたが、頻繁に使用する目的であればサーキュレーターを購入した方がよさそうだなと感じました。また電気代の部分でも、使用頻度に応じて自分自身に合っているものを選択した方がいいと感じました。
この記事が、ジメジメした梅雨の季節や、寒い冬の時期に洗濯物を早く乾かしたい方の参考になったら嬉しいです。